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JIS C 8310 ( リダイレクト:引掛シーリング ) : ウィキペディア日本語版
引掛シーリング[ひっかけ]
引掛シーリング(ひっかけ‐、規格上の正式名称は引掛シーリングローゼット〔JIS規格書第3条(定義)〕)は、日本において照明器具に電力を供給するため、主に天井に設置される電源ソケット、およびこれに接続するプラグであり、照明器具の重量を支える支持器具の役割を兼ねる。JIS C 8310(シーリングローゼット)としてJIS規格化されているほか、配線器具の業界団体である日本配線システム工業会(旧・日本配線器具工業会)が工業会規格 JWDS0015(引掛シーリングローゼット)として詳細を規定、また吊り下げ器具の重量制限等については内線規程でも規定されている。電気用品安全法で特定電気用品(Eマークの適用対象)に定められている。
== 概要 ==

天井ソケット側を「引掛シーリングボディ」、器具プラグ側を「引掛シーリングキャップ」と呼ぶ〔。本項では以下「ボディ」「キャップ」と記す。
ボディの穴(刃受け)にキャップの金属端子(刃)を差し込み、キャップを右方向へひねることで刃と刃受けが嵌合し、電気的・物理的に接続される。接続された状態では荷重がかかっても脱落しない構造のため、規格で定められた重量までの器具は、天井に別途支持金具を設けることなく吊り下げることが可能。
外す際は、キャップを左方向へひねる(キャップにロック機構のあるものはロック解除ボタンを押しながらひねる)ことで、取り外すことが可能である〔取付時は2N·m以下の嵌合トルクで取付けられること、またロック機構付きキャップでない場合は0.5N·m以上の力を加えなければ外れない固さを確保することが定められている。〕。
名称の「シーリング」 (ceiling) は天井、「ローゼット」 (rosette) は式典などの際に胸元に付ける、リボンを花形に結んだ飾りのことである。電気の分野では電線や電話線の接続端子として、菊の花のような形をした器具(菊型ローゼット。花弁の中央からコードが出る形になる)が用いられたことから、接続端子のことをローゼットと呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「引掛シーリング」の詳細全文を読む




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